熱中症対策とは
不妊症と大筋同じ原理
熱中症は原理としてはですが「不妊症対策」と共通項の現象です。
すだちとカボスくらいの違いですね。
厄介な「恒常性」というルール
人間には「とにかく体の内部は常に同じ状況を作る」属に云う「恒常性」という機構がありまして、体力がある人間は皮膚表面のリンパ液を高速回転させて恒常性を保っています。
が、体力が低い人間は暑い時は体の内部まで熱の侵襲を許してしまいます。ここで厄介な体のルールがありまして、それは「体温大体36度にしとけ」なのです。
ですから熱の侵襲を許した体は例えば38度に体温上げられてしまった場合ルールのせいで36度に体温下げなくてはいけないわけです。
で、どうやって下げるかというと「38-36=2度」分だけ内臓の活動を止めるんです。
34度の働きまでしか内臓を働かせないようにするわけです。
つまり「体温2度分自ら元気を無くす」のです。わざわざ病気になると言ってもある意味正しい。
これでさらに熱の侵襲がエスカレートすると生命活動の維持不可レベルまで不活性になります。
脳公認の自殺
だから熱中症になると最後は汗もかかなくなり死にます。
熱中症は脳公認の自殺みたいなものなんです。
熱中症から回復するには
それを防ぐには「水分を摂る」じゃ駄目逆効果です。
「アイス食べれ」が正解です。
目的は脳に「いま寒くね?」と思わせる事です。
そうなると脳は今までとは逆に体を活性化させるスイッチを入れるので、熱を捌くためのリンパ液の循環も活性化します。
結果熱中症状態から回復します。
それともう一つ「手のひらの真ん中を冷やす」も効果あります。真ん中ね、氷でも水でも効果あります。
体温調節機構のトラブルが熱中症や不妊症
因みに不妊症は温度環境に振り回されてしまう子宮や卵巣に起きます。(詳しくはタブ「不妊症」を読んでください)